XFSファイルシステム構築

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Linuxでデフォルトの 「ext3ファイルシステム」では、数GBクラスの大容量ファイルを扱う場合、ファイルアクセス時にCPU利用率が上がりハングアップしてしまうなどの問題が発生する場合があります。そこで、「XFSファイルシステム」を利用することによって、大容量ファイルの転送が可能になります。また、XFSファイルシステムはデフォルトの「ext3ファイルシステム」に比べて“Read-Write”の性能が15%〜30%近くすぐれているのです。
もう一つの利点として、ext3ファイルシステムでの論理ボリュームは8TBまでですが、XFSファイルシステムでは8TBの壁を越えることができます。



  • XFSファイルシステム構築に必要なカーネルモジュールをダウンロードとインストール

    CentOSや Red Hat Enterprise Linux(RHEL)の標準カーネルは XFSファイルシステムをサポートしていないので、 XFSファイルシステムを使用するためにはXFSをサポートしているカーネルをインストールしなければなりません。

    ◆i386用のカーネルモジュールをダウンロードする。

    ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/4/centosplus/i386/RPMS

    ※ OSのバージョンによって

    ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/4/・・・・・ を
             ↓
    ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/5/・・・・・ などと変更してください

    ◆x86_64用のカーネルモジュールをダウンロードする。

    ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/4/centosplus/x86_64/RPMS

    ※ OSのバージョンによって

    ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/4/・・・・・ を
             ↓
    ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/5/・・・・・ などと変更してください 

    上記サイトからご使用PCのカーネルバージョンのモジュールをダウンロードしてください。

    ◆カーネルバージョンの確認方法

      # uname -r

    ◆カーネルモジュールをインストールする。

     例:x86_64マシンでカーネルバージョンは2.6.9-55としてます。

      # rpm -ivh kernel-module-xfs-2.6.9-55.EL-0.2-1.x86.rpm

  • XFSファイルシステム用パッケージのダウンロードとインストール

    XFSファイルシステムをフォーマットするためのパッケージ(mkfs.xfs等)を以下のサイトからダウンロードします。なお、パッケージは、「i386」、「x86_64」共に共通になっています。

    ◆パッケージをダウンロードする。

    ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/4/centosplus/i386/RPMS/

    ※ OSのバージョンによって

    ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/4/・・・・・ を
             ↓
    ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/5/・・・・・ などと変更してください

    ◆x86_64用のカーネルモジュールをダウンロードする。

    から以下3つのパッケージをダウンロードする。

    xfsprogs-2.8.11-1.c4.i386.rpm
    dmapi-2.2.5-1.c4.i386.rpm
    xfsdump-2.2.42-1.c4.i386.rpm

    ※最新のパッケージをご確認の上ダウンロードしてください。

    ◆パッケージをインストールする。

      # rpm -ivh xfsprogs-2.8.11-1.c4.i386.rpm

      # rpm -ivh dmapi-2.2.5-1.c4.i386.rpm

      # rpm -ivh xfsdump-2.2.42-1.c4.i386.rpm


    ※インストール時にエラーが発生する時はインストールする順番を変えて実行してみてください。

  • XFSファイルシステムをフォーマットする

    ここまでのファイルをインストールできたらXFSファイルシステムの利用が可能です。

    ◆XFSファイルシステムにフォーマットする。

     # mkfs.xfs /dev/sdb

    ※「/dev/sdb」はご利用のデバイスファイル名を指定してください。

  • fstabに記述しOS起動時に自動でマウントさせる

     /etc/fstabに記述してOS起動時に自動でマウントさせるための記述例です。

      # vi /etc/fstab

    /dev/sdb     /mnt/raid     xfs   defaults     1 1

  • yumでカーネルの自動更新をしないようにする

    最初に述べましたが、XFSファイルシステムはデフォルトでサポートされていないので、「yum」などでカーネルの自動更新が行われてしまうと、XFSファイルシステムが認識できなくなってしまうので、自動更新をしないように設定します。

    ◆yumでカーネルの自動更新をしないようにする。

      # vi /etc/yum.conf

    exclude=kernels kernel*

    上記のように「exclude=kernels kernel*」を /etc/yum.confの最後あたりに追加しておく

    ※もし、カーネルが更新されてXFSファイルシステムが認識できなくなってしまったら、更新されたカーネルバージョンに対応したXFSファイルシステム用カーネルモジュールをダウンロードし、再インストールしてください。なお、カーネルモジュールの再インストールの場合は、xfsprogsなどのパッケージのインストールは必要ありません。